AWSの学習したいけど、用語とかよく分からない
この記事では、そんな人のためにAWSの基礎的な用語を「地球」に例えて解説しています。
こんな方におすすめ
- これからAWSを勉強しようと思っている人
- オリジナルポートフォリオをAWSで公開するために基礎を身に付けたい人
目次
なぜAWSなのか?
Google(GCP)やMicrosoft(Azure)もクラウド事業を行っています。
そんな中で、AWSを選択した理由は、クラウドサービス市場で高いシェア率を保ち続けているからです。
引用元:IaaS+PaaSクラウド市場、AWSの首位ゆるがず Azure、Google、Alibaba含む4社で市場の7割超占める 19年3Q - ITmedia NEWS
AWS以外のクラウドも伸びてきていますが、上記データから案件やデータが多いAWSの学習をオススメします。
AWS=「地球」
AWSを「地球」と仮定すると、これからの出てくる用語をスッと理解する事ができます。
つまり、AWSでサーバーを構築すると言うことは、この地球に家を建てることです。
リージョン=「国」
アベイラビリティーゾーン=「町」
クラウドと言っても、物理サーバーがなければ何もできません。
物理サーバーが設置されている場所のことを「アベイラビリティーゾーン」と言います。
このアベイラビリティーゾーンをまとめたものを「リージョン」と言います。
もちろん、物理サーバーを増やせば、アベイラビリティーゾーンもその分増えていきます。
サーバーを構築する時、アベイラビリティーゾーンを分散することで、バックアップのリスク分散やアクセスなどの負荷を分散し安定した運用をすることが出来ます。
VPC=「土地」
クラウド上では、他人のサーバーとの境界線など何も決まっていません。
そのため、サーバーを構築する前に自分の領土を決めなければなりません。
このVPCの作成が、サーバー構築の第一歩です。
EC2=「家」
EC2を簡単に説明すると「箱」です。
これは、中に何を入れるかによって用途が変わるからです。
例えば、人が住む場合その建物は家になり、物を保管するなら倉庫となります。
つまり、EC2にApacheなどのWebサーバーソフトを入れるとアプリケーションサーバーとなり、開発したアプリケーションを動かすことが出来ます。
また、MySQLなどのデータベースソフトを入れるとデータベースサーバーになります。
何を作るかによってEC2の設定をする必要があります。
インターネットゲートウェイ=「門」
VPCを作ってもインターネットとの出入り口を作らなければ、どこにも通信することができません。
インターネットゲートウェイは、インターネットと通信を行うための門の役割があります。
サブネット=「玄関」
VPCと同じようにEC2も出入り口がないと通信を行うことができません。
インターネットゲートウェイがインターネットとの出入り口(門)だったのに対して、サブネットはEC2の出入り口(玄関)の役割があります。
参考書籍
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AWSの基礎をしっかり学習でき、手を動かしながら学習することが出来ます。
AWSのアカウントをすでに作成している人向けの本です。
最後に
AWSの基礎用語を『地球』に例えて解説しました。
クラウドはインターネット上で構築するため、その実体を把握するのは難しいです。
そのため、何かに例えることでサーバー構築を容易にすることが出来ます。