今回は、プログラミングスクールのカリキュラム外で勉強した方が良いことを解説していきます。
アプリ開発をするプログラミングスクール生は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
プログラム=車、インフラ=交通ルール
プログラミングスクールのカリキュラムは、主にアプリ開発を卒業課題にしています。
そのため、カリキュラムに沿ってアプリの機能を追加して、herokuへデプロイする流れがほとんどだと思います。
この流れが、今回の記事タイトルにある「車を作る」になります。
プログラミングスクールのカリキュラムは、車を作って動かすことまでは出来ますが、実際にアプリを運用する場合、それだけでは足りません。
それが「交通ルール」になりいます。
この交通ルールとは、HTTPやポートと言った通信のルール(通信プロトコル)やインフラ(環境構築)のことです。
これを理解していないとどうなるのか、車の運転を例に説明します。
- 高速道路で逆走してしまう(送受信が逆に設定)
- 崖に突っ込む(ポート番号が違う)
現実で起きると大惨事ですが、プログラムはエラーで知らせてくれます。
個人開発では、プログラミングよりインフラ系のエラーが多いです。
そのため、プログラミングスクールに通う前にWebシステムの基礎を学習するべきです。
初学者には、「プロになるためのWeb技術入門」 と言う本がオススメです。
少し古くJavaで解説している部分もありますが、非常に読分かりやすく解説しています。
もっと詳しく学習したい人は、「Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST 」と言う本がオススメです。
こちらは、少し専門的な内容を解説しています。
まとめ
プログラミングスクールに通う前に、通信プロトコルやインフラ系を事前に学習しておくべきです。
カリキュラムに入ると開発がメインになってしまうため、オリジナルアプリの作成に入ってからでは遅いです。
安くない受講料を払っているので、後悔しないよう頑張りましょう。