今回は、ITパスポート試験に合格できる勉強方法について解説していきます。
ちなみに、私は今回紹介する方法で、約1ヶ月の勉強期間で合格できました。
ITパスポートの合格証書がついに来ました#ITパスポート pic.twitter.com/mpb1FGik0y
— Nanayaku@プリ転職エンジニア (@789__PQ) March 22, 2020
目次
ITパスポート試験とは
ITパスポートとは、情報処理技術者の国家資格のことです。
国家資格と聞くと難しいと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ITパスポートは、情報処理技術者の初歩の資格です。
つまり、ITの基本的な知識を持っているかの資格のため、未経験でも合格することは難しくありません。
ただし、あくまで初歩の資格のため、ITパスポートを持っているからといって就職や転職で有利に働くとこはあまりありません。
例えると漢字検定3、4級くらいの感じです。
そうなると、ITパスポートを取得するメリットがないように感じますが、私はとった方が良いと思います。
なぜかと言うと、IT業界に未経験から転職した場合、プロジェクト(開発)の流れや専門用語が分からないからです。
多少IT業界について勉強してから転職すると思いますが、プログラミングの勉強がメインになるため、開発全体の流れなどに手が回らないと思います。
ITパスポートは学習コストが低いため、そこまで時間をかけずにITの基礎知識を習得できるメリットがあります。
また、やり方によっては転職に有利になる可能性があります。
それは、面接官にスピード感を表現できるからです。
このスピード感とは、「短期間にこんなことまでやってるの?!」と転職への熱意をアピールできることです。
試験内容
試験時間は120分、問題数は100問あります。
試験問題は3分野に分かれています。
- ストラテジ系(経営全般)
- マネジメント系(IT管理)
- テクノロジ系(IT技術)
合格基準は少し分かりにくいですが、
- 総合評価点(全問)で「600点以上/1000点」取ること
- 分野別評価点(3分野)で「300点以上/1000点」取ること
つまり、全問中600点以上とり、各分野ごとに300点以上取らなければ合格になりません。
例えば、総合評価点が700点であっても、マネジメントで250点しか取れなかった場合、不合格になります。
そのため、3分野まんべんなく勉強する必要があり、自分が苦手な分野を重点的に学習する事が合格のカギになります。
勉強方法
私は、「ITパスポート最速合格術改訂4版 1000点満点を獲得した勉強法の秘密」と「ITパスポート試験ドットコム」で勉強しました。
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「ITパスポート最速合格術」は、たこ焼き屋を経営するストーリーの中で、マネジメントや開発の流れのイメージを掴んでいく本です。
練習問題などはなく、何回も読む事で頭に全体像を刷り込んでいくスタイルです。
目次は下記のようになっています。
第0章 勉強前から差をつけるための考え方
第1章 たこ焼き屋を経営する会社がディジタル企業に変化する様子から、第4次産業革命を理解する
第2章 たこ焼き屋の現場をのぞきながら「ストラテジ」を理解する
第3章 プロジェクトの流れをおさえれば「マネジメント」がざっくりわかる
第4章 ネットショップで買い物ができるしくみを把握して「テクノロジ」分野を攻略する
第5章 最小限の労力で効率的に覚える「ラク短」単語記憶術
第6章 計算問題「頻出パターン」徹底攻略
第7章 得点を最大限に積み増すための直前+本番対策
毎日最低1つ以上の章を読むようにしましょう。
そして、ここからが重要で読み終わったら、「ITパスポート試験ドットコム」の過去問道場で「3.模擬試験形式で出題」を選択し、100問必ず回答します。
「ITパスポート最速合格術」を全部読み終わっていなかったとしても、必ず行いましょう。
これは、予習・復習を同時に行う事ができ、学習効率を上げる事ができるからです。
また、スマホのアプリでも隙間時間で学習できます。
無課金で問題数が多いおすすめアプリ
iPhone
Android
まとめ
- 「ITパスポート最速合格術改訂4版 1000点満点を獲得した勉強法の秘密」で毎日1章以上読む
- 「ITパスポート試験ドットコム」の過去問道場で100問回答する
上記の学習を毎日行い、合格基準を満たせるよう間違えた問題の復習や苦手な分野の学習を行いましょう。
最後に
紹介した学習方法で3週間ほどで「ITパスポート試験」を合格する事ができました。
資格を取得すると祝金や受験費用が出る企業もあるので、興味のある人はぜひ受験してみてください。
ここから受講手続きできます→「【ITパスポート試験】情報処理推進機構」