出典:魁!!男塾
こんにちは、Nanayakuです。
今回は、Rubyのデータ型について解説していきます。
目次
オブジェクトとは
Rubyでは、「データ」と「データの処理」の1つの集まりをオブジェクトと言います。
簡単に言うと、
プログラミングを行うのに便利な「単位」
のようなものです。
引用
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Rubyでは全てのデータはオブジェクトとして扱われます。
データ型とは
プログラミングでは、各データがどのようなデータを表しているか区別するためにデータ型と言うものがあります。
例)
江頭2:50
「2:50」は、名前(文字列)なのか時刻(数値)を表しているのか
文字列
複数の文字が並んだオブジェクトのことを文字列と言います。
文字列は「” ”(ダブルクォーテーション)」「’ ’(シングルクォーテーション)」で囲むことで定義します。
「””」は特殊文字が使え・式展開ができる違いがあります。
また、文字列は+で連結することができます。
特殊文字(\n→改行 \t→タブ)
参考
数値
数字のオブジェクトのことを数値と言います。
これは” ”などで囲みません
また、数値オブジェクトは四則演算ができます。
オブジェクトのデータ型によって、処理が全く違うので注意が必要です。
変数
文字列や数字などのオブジェクトにラベル(名前)をつけて定義することができます。
そのラベルのついたオブジェクトを「変数」と言います。
変数は箱に例えられることが多く、オブジェクトを箱に入れるイメージです。
変数にオブジェクトを入れることを代入と言い、代入するには「=」をつかいます。
数学で「=」は左辺と右辺が等しいことを表しますが、プログラミングでは右辺の値を左辺に代入すると表します。
変数と定数
変数と似たもので定数があります。
変数は文字通り変更することが出来る箱で、プログラミングの途中で中身を変更できるものです。
定数は、1回定義したら変更する事が出来ないものを言います。
変数は小文字、定数は大文字で定義します。
配列
複数のオブジェクトを一括で管理するためのオブジェクトです。
画像の場合、[ , , ]でまとめたものが配列です。
配列は、同じくくりのオブジェクトを1つにまとめることができ、非常に使用頻度が高いです。
インデックス
配列は複数のオブジェクトをまとめることができますが、↑画像のように全て表示されては困ります。
そこで、配列の要素には「インデックス」と呼ばれる番号が振られています。
インデックスは左(頭)から、「0」、「1」、「2」・・・と、0から順番に割り振られています。
このインデックスを指定することで、それぞれの要素を呼び出すことができます。
ハッシュ
ハッシュは配列と似ていて、まとめられたそれぞれの値に名前をつけることが出来るデータ型です。
ゲームのキャラのステータスをイメージしてもらえればいいと思います。
画像のように、それぞれのラベル(名前)で取り出すことができます。
画像の
Brave = {name: "namayasu" , HP: 29 , MP: 3}
は
Brave = {"name" => "namayasu" , "HP" => 29 , "MP" => 3}
をシンボル(:)を使って書き換えたものになります。
この詳しい解説はドットインストール(#09 ハッシュオブジェクトを使おう)でしているので、興味がある人は是非見てください。
メソッド
メソッドとは、オブジェクトを処理するものです。
例えば、文字列を数列に変更したり、配列の中からランダムに1つ要素を取り出すなどです。
画像の「length」は文字列の長さ(文字数)を返すメソッドです。
メソッドは使用したいオブジェクトに対して「.」でつなげます。
また、そのつないだオブジェクトのことをレシーバーと呼びます。
メソッド・・・.length
レシーバー・・・"Nanayaku"
返り値
メソッドを実行して返ってくる結果のことを返り値と言います。
画像の.lengthの場合、返り値は8となります。
この他にも様々なメソッドがあります。
自分でメソッドを定義する
Rubyでは、用意されているメソッドの他に、自分でメソッドを定義(作る)できます。
メソッドを定義するには、defを使用します。
↑「puts "Ruby"」の処理を行う「nanayaku」と言うメソッドを定義して、nanayakuを実行しています。
引数
メソッドには引数と言うオブジェクトを渡すことができます。
引数を渡すと、その値(オブジェクト)をメソッドが利用して処理を行います。
画像の処理を説明すると、①で引数の”Ruby”をnameと言う変数に代入し、puts nameを実行しました。
②も代入する値を”PHP”に変えただけで同じ処理をしています。
おすすめ
Rubyの基本的な文法はドットインストールで分かりやすく動画で解説しているので、是非見てください。
最後に
備忘録がわりに作ったので、間違っている所とかあったら、コメントくれると嬉しいです。